●江戸和本●春秋命歴序考［春秋命歴序攷］

¥7000

(税込) 送料込み

商品の説明

春秋命歴序考［春秋命歴序攷］【江01-009】
【判型】大本2巻2冊。縦266粍。
【作者】平田篤胤（元瑞・大壑タイガク）作・序。穂井田忠友・森田昌成・羽田野敬雄・川崎重恭校。三枝守運跋。
【年代等】天保4年8月作。天保4年10月自序。天保5年、屋代弘賢（源弘賢）序・刊。［江戸］気吹舎塾（伊吹廼舎塾）板。
【備考】分類「漢学」。「伊吹能舎先生著撰書目」に、「唐土の古き緯書なるが、此の考へは彼の国の上世、天地人三皇の末より春秋の謂ゆる穫麟の年までの歴年を司馬貞が補史記に、凡て三百二十七万六千歳、凡て世七万六百世と云ひ、或は太昊伏犠氏より、周の世に至る歳数を、列子に三十余万載と云へるを始め、荒唐誕妄の説多く、結々紛々として古今に論定せる書なき事より憤悱して、是の命歴序に本づき、諸史百家の説を一切に論斥して、其の実数を推索むれば、天地初めて立し天皇氏の元年より伏犠出興せる元年に至りて僅に二万三千一百年なり。伏犠元年より今の天保二年に至りて四千八百九十二年なる事の由を、委曲に討論折衷して、赤穂太古伝の開題記に準へ、後来彼の国の古史学を為す者の木鐸と為られし書なるが、末に上の句一つ、下の句二つの歌を記して日の本の神のさづけしからの道、から人いかでひらき得めやも、日のもと人ぞひらき初めけるとあり」と紹介する。
★原装・題簽付・極美本。★【参考価格（初出品時の相場です）：日本の古本屋で、12,～13,】。